就労移行支援と就労継続支援のちがい|A型・B型の使い分け(横浜市都筑区)

こんにちは、ステップキャリアです。
横浜市の都筑区で就労移行の事業所を運営しています。
今回の記事では「就労移行支援と就労継続支援のちがい」について解説しますね。



働くための支援を調べはじめると、「就労移行支援」「就労継続支援A型」「B型」と似た名前が並んでいて、手が止まってしまう——という声を、よく聞きます。
分からないのは、あなたのせいではありません。名前が、まぎらわしいだけなのです。
先に答えをお伝えすると、ちがいは「目的」のひとつだけ。働く準備をする場所か、働く場所そのものか、で分かれます。
今回のコラムでは、3つの仕組みのちがいを、比較表と選び方までまとめました。
分かれ目は「準備する場所」か「働く場所」か
3つの仕組みが、どういう関係で並んでいるのかを先に見てみましょう。
就労移行支援は、一般企業で働くことを目指して「準備」をする場所です。
就労継続支援は、支援を受けながら「働く」場所です。契約の形で、A型とB型に分かれます。
どちらも国の制度にもとづく福祉サービスで、利用には受給者証を使います。
就労移行支援は「準備の期間」です
生活リズムづくりから、パソコンの練習、応募書類や面接の準備まで、就職に向けた準備を少しずつ進めます。
利用期間は原則2年まで(市区町村の審査により延長が認められる場合があります)。訓練中は原則、賃金は発生しません(働く前の準備の期間だからです)。
準備の中身と、期間の決まりをまとめると、こうなります。
くわしくは、別のコラムでまとめています。
関連記事: 就労移行支援とは?対象・費用・利用までの流れをやさしく解説
就労継続支援は「働く場」。A型とB型があります
ふたつは、働き方とお金の受け取り方がちがいます。
A型は、事業所と雇用契約を結んで働きます。お給料が出て、勤務時間もある程度決まっています。
B型は、雇用契約を結ばずに、自分の体調やペースに合わせて作業をします。働いた分は「工賃」という形で受け取ります。
体調に波がある時期は、B型のように「その日のペースで働ける場所」から始める、という道もあります。
表でくらべると、こう見えます
| 就労移行支援 | 就労継続支援A型 | 就労継続支援B型 | |
|---|---|---|---|
| 目的 | 一般企業への就職の準備 | 支援のある職場で働く | 自分のペースで働く |
| 雇用契約 | なし(訓練) | あり | なし |
| お金 | 原則なし | 給料 | 工賃 |
| 期間 | 原則2年まで | 期限の定めなし | 期限の定めなし |
| 向いている場面 | 就職の準備を進めたいとき | 決まった時間働けそうなとき | 体調に合わせて始めたいとき |
2025年10月からは「就労選択支援」という新しい仕組みも始まっています。どの働き方が合うかを、専門のスタッフと一緒に確かめてから選べる制度です。
選び方は「いまのゴール」から考えます
選ぶときの目安を、先にまとめました。
一般企業への就職がいまのゴールなら、就労移行支援。
まず働く経験を積みたい、体調に合わせて始めたいなら、就労継続支援。
迷ったままでも、見学でくらべて決められます。あとから移ることもできます(市区町村の手続きを経て、就労継続支援から就労移行支援へ進む方もいます)。
よくある質問
どちらが合いそうかは、見学のときに一緒に考えていけますよ。
横浜市での取り方は横浜市で受給者証を取る流れ|就労移行支援の手続きと窓口(都筑区)でまとめています。
決まった順番はありませんので、いまの体調に合うところから選んで大丈夫です。
あてはまるか分からない段階でも、遠慮なくお尋ねください。
いつでもご相談お待ちしています
移行か、継続か。A型か、B型か。
決めてから来る必要は、ありません。
いまの体調に合うのはどれなのか、どうやって選べばいいのか?
など、気になることは見学のときに一緒に確かめられます。ブルーライン・グリーンライン「センター南駅」すぐですので、気軽にお越しください。
※今回の内容は、2026年7月時点の制度にもとづいています。
参考: 厚生労働省「就労選択支援について」/横浜市「障害福祉サービスの利用手続き」

福祉の現場で7年、働くことを目指す方の支援に携わってきました。ステップキャリアではサービス管理責任者として、お一人ずつの体調やペースをうかがいながら個別支援計画をつくり、次の一歩を一緒に決めていくことがやりがいです。神奈川県・横須賀出身です。
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