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就労移行ステップキャリアSTEP CAREER INC.
制度・お金

自立訓練と就労移行支援のちがい|使い分けの考え方(横浜市都筑区)

こんにちは、ステップキャリアです。
横浜市の都筑区で就労移行の事業所を運営しています。

今回の記事では「自立訓練と就労移行支援のちがい」について解説しますね。

働く前に、まず毎日の生活から立て直したくて…。自立訓練と就労移行支援、どちらが合うんでしょうか。
自立訓練は暮らしを整える練習、就労移行支援は働く準備の場所ですよ〜。生活を整えるところから始める道も、ちゃんとあります(^^)
あせらずに、生活からでいいんですね。

働きたい気持ちはある。でも、朝起きることや食事など、毎日の生活がまだ不安——。

調べていくうちに「自立訓練(生活訓練)」という言葉に出会って、就労移行支援と何がちがうのか分からなくなった方に向けた記事です。

先に、いちばん大事なことをお伝えします。2つは役割がちがう仕組みで、働く準備の前に、生活を整えるところから始められる仕組みが、ちゃんと用意されています

今回のコラムでは、2つのちがいの表と、使い分けの考え方をまとめました。

役割がちがう、2つの仕組みです

自立訓練(生活訓練)は、毎日の暮らしを自分の力で送れるように、生活の力を整える練習をする場所です。国の案内では「生活能力の維持、向上のために必要な訓練を行う」仕組みとされています。

生活リズムや食事、お金の管理など、暮らしの土台にあたる部分を、通いながら少しずつ整えていきます。

いっぽう就労移行支援は、一般企業で働くことを目指して、働く準備を進める場所です。パソコンの練習や、応募書類・面接の準備を、スタッフと一緒に進めます。

自立訓練(生活訓練)は暮らしを整える練習をする場所、就労移行支援は働く準備を進める場所、という役割のちがいを示した図

なお、自立訓練には、体の動きの回復を目指す「機能訓練」と、暮らしの力を整える「生活訓練」の2つがあります。就労移行支援とくらべられるのは、おもに生活訓練のほうです。

表でくらべると、こう見えます。

自立訓練(生活訓練) 就労移行支援
目的 暮らしの力を整える 働くための準備を進める
主な内容 生活リズム・食事・お金の管理の練習 パソコンの練習・応募書類や面接の準備
期間 原則2年 原則2年(審査により延長が認められる場合あり)
こんなときに 生活の土台から整えたいとき 就職に向けて動きだしたいとき

どちらも、受給者証を使って利用する国の福祉サービスです。就労移行支援の対象や費用の決まり方は、別のコラムでまとめています。

関連記事: 就労移行支援とは?対象・費用・利用までの流れをやさしく解説

「どっちが先?」で迷ったときの考え方

いま、不安がいちばん大きいのはどっちか。考える入り口は、ひとつだけです。

毎日の生活に不安が大きいなら生活を整える練習から、働くことへの不安が大きいなら働く準備から、という考え方の分かれ道を示した図

朝起きること、食事、外に出ること。毎日の生活に不安が大きいなら、生活を整える練習から始める道があります。

生活はなんとか回っているけれど、就職への一歩に不安が大きいなら、働く準備から始める道があります。

「生活も、働くことも、どちらも不安」という方も、めずらしくありません。就労移行支援も生活リズムづくりから始められますので、線をきっちり引けなくて大丈夫です。

どちらの仕組みを使うかは、市区町村への申請と相談の中で決まっていきます。ひとりで決めきれなくても、相談の中で一緒に整理してもらえます

体調の波が大きく、働く準備がまだ遠く感じるときは、支援を受けながら働く場所(就労継続支援)から始める道もあります。

関連記事: 就労移行支援と就労継続支援のちがい|A型・B型の使い分け(横浜市都筑区)

生活から就労へ。順番に使う道もあります

暮らしを整える自立訓練(生活訓練)から、働く準備をする就労移行支援へ進み、働きはじめる、という順番に使う例を示した図

自立訓練(生活訓練)で暮らしの土台を整えたあと、就労移行支援で働く準備に進む方もいます。

順番に使っても、2つの期間は別々に数える扱いが基本です。自立訓練を使ったからといって、就労移行支援の2年が減るわけではありません。

実際の支給決定は、市区町村の審査によります。

2025年10月からは、どの仕組みが合うかを専門のスタッフと一緒に確かめられる「就労選択支援」という仕組みも始まっています。

順番も、組み合わせも、最初にぜんぶ決めておく必要はありません。

関連記事: 就労選択支援とは|2025年に始まった新しい仕組み(横浜市都筑区)

よくある質問

Q
自立訓練と就労移行支援を、同じ時期に両方使えますか?
A
同じ時期に両方を使うことは、原則としてできない仕組みになっています。時期をずらして、順番に使うことはできます。
くわしい取り扱いは市区町村ごとの判断になりますので、迷っている段階からの相談で大丈夫です。
Q
自立訓練を先に使うと、就労移行支援の期間は短くなりますか?
A
基本的に短くなりません。2つは別々の仕組みで、期間も別々に数える扱いです。
就労移行支援に進んだ場合は、原則2年の期間をはじめから使えます。実際の支給決定は、市区町村の審査によります。
Q
生活のことも働くことも、どちらも不安です。相談していいのでしょうか。
A
分けられないままの相談で大丈夫です。「生活の話か、仕事の話か分からない」という状態は、めずらしくありません。
就労移行支援の見学でも、生活の話から聞いてもらえます。
Q
ステップキャリアで、自立訓練は受けられますか?
A
ステップキャリアは就労移行支援の事業所ですので、自立訓練のサービスは行っていません。
ただ、生活リズムづくりから始められますので、「まず生活から整えたい」という段階のご相談も、ありのままお話しいただけます。

いつでもご相談お待ちしています

自立訓練か、就労移行支援か。
名前を決めてから来る必要は、ありません。

自分はどちらの段階なのか、生活の話だけでも聞いてもらえるのか?

など、気になることは見学のときに一緒に確かめられます。ブルーライン・グリーンライン「センター南駅」すぐですので、気軽にお越しください。


※今回の内容は、2026年7月時点の制度にもとづいています。

参考: 厚生労働省「障害福祉サービスについて」

この記事の監修者
サービス管理責任者 高木
高木
サービス管理責任者
福祉歴7年

福祉の現場で7年、働くことを目指す方の支援に携わってきました。ステップキャリアではサービス管理責任者として、お一人ずつの体調やペースをうかがいながら個別支援計画をつくり、次の一歩を一緒に決めていくことがやりがいです。神奈川県・横須賀出身です。

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