障害者雇用の履歴書の書き方|配慮事項は3点セットで(横浜市都筑区)

こんにちは、ステップキャリアです。
横浜市の都筑区で就労移行の事業所を運営しています。
今回の記事では「障害者雇用の履歴書の書き方」について解説しますね。



障害者雇用の応募でいちばん手が止まるのが、「障害について」「配慮してほしいこと」の欄です。
正直に書くと不利になりそうで、書かないと配慮がもらえなそうで。板ばさみになるのは、当然です。
先に答えの型をお伝えします。「事実・工夫・お願い」の3点セットで書くと、わがままではなく「自己理解のある人」として伝わります。
今回のコラムでは、3点セットの書き方と例文、よくあるつまずきをまとめました。
会社が見ているのは「できない事」ではありません
採用の場で見られているのは、症状の重さではなく、「この方は自分の状態を分かっていて、対処を持っているか」です。
会社が見ているところを、3つに分けて整理します。
だから、困りごとを隠す必要も、全部書く必要もありません。どこまで書くかは、ご自身で選べます。
履歴書を前にすると手が止まってしまう、働くこと自体がこわい——という段階の方も、めずらしくありません。
関連記事: 働くのが怖いと感じるとき|こわさの正体と最初の一歩(横浜市都筑区)
基本の型は「事実・工夫・お願い」の3点セット
書く順番を決めてしまえば、手は動きはじめます。
1つめに、事実。診断名と、仕事にかかわる困りごとを短く書きます。
2つめに、工夫。自分でしている対処を添えます(ここが「自己理解」の見せどころです)。
3つめに、お願い。あると助かる配慮を、具体的に1〜2つ書きます。
例文を2つ紹介します。あくまで一例なので、ご自身の言葉に直して使えます。
うつ病の場合の例:「うつ病により、疲れがたまると集中が下がることがあります。日々の体調を記録し、睡眠時間を一定に保つことで安定して勤務できています。月1回の通院のため、その日の勤務時間についてご配慮いただけると幸いです」
発達障害の場合の例:「注意欠如多動症(ADHD)の診断があります。口頭のみの指示では聞きもらすことがあるため、メモを取る時間をいただくか、要点を文字でもいただけると確実に対応できます。静かな環境では、集中して正確な作業ができます」
よくあるつまずきは、3つです
書けたあとに読み返すときの、目安にしてください。
1つめは、書きすぎ。困りごとを全部並べると、仕事の面の情報がうすまります。仕事にかかわるものに絞ります。
2つめは、隠しすぎ。「配慮は特に必要ありません」と書くと、入社後に相談しづらくなります。
3つめは、へりくだりすぎ。「ご迷惑をおかけしますが」を重ねるより、工夫と対処を淡々と書くほうが信頼につながります。
書く前に、材料の棚おろしをします
文章にする前に、材料を3つに分けて出しておきます。
いきなり文章にせず、「困る場面」「自分の工夫」「過去に助かった配慮」を書き出してから組み立てると、すらすら進みます。
オープンで応募するか、クローズでいくかによっても、書き方は変わります。迷っている方は、先にこちらをどうぞ。
関連記事: オープン就労とクローズ就労のちがい|自分に合う選び方(横浜市都筑区)
就労移行支援では、棚おろしから応募書類の仕上げ、面接練習までを一緒に進められます。
関連記事: 就労移行支援とは?対象・費用・利用までの流れをやさしく解説
よくある質問
面接では書いた内容をくわしく聞かれますので、自分の実感と合っている文章のほうが、落ち着いて話せます。
具体的で現実的なお願いは、不利になるものではなく、「入社後のミスマッチを防ぐ情報」として受け取られます。お願いすること自体を、ためらわなくて大丈夫です。
読みやすさと、直しやすさで選んでいただければ十分です。迷うときは、書き直しのしやすいパソコンから始めてみるのもひとつですよ。
ブランクの長さそのものを、引け目に感じる必要はありません。個別の書き方は、おひとりずつ一緒に考えていけます。
いつでもご相談お待ちしています
書きかけの履歴書があれば、そのままお持ちください。
白紙のままでも、もちろんかまいません。
空白期間はどう書くのか、配慮してほしいことはどこまで書くのか?
など、気になることは見学のときに一緒に確かめられます。ブルーライン・グリーンライン「センター南駅」すぐですので、気軽にお越しください。
※今回の内容は、2026年7月時点の制度にもとづいています。

福祉の現場で7年、働くことを目指す方の支援に携わってきました。ステップキャリアではサービス管理責任者として、お一人ずつの体調やペースをうかがいながら個別支援計画をつくり、次の一歩を一緒に決めていくことがやりがいです。神奈川県・横須賀出身です。
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