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就労移行ステップキャリアSTEP CAREER INC.
就活の基礎知識

障害者雇用の面接で聞かれること|答え方の例つき(横浜市都筑区)

こんにちは、ステップキャリアです。
横浜市の都筑区で就労移行の事業所を運営しています。

今回の記事では「障害者雇用の面接で聞かれること」について解説しますね。

面接の日が決まったんですけど…何を聞かれるのか分からなくて、不安で。
聞かれることは、だいたい決まっていますよ〜。答え方の型もあるので、前もって準備できます(^^)
準備できるなら、少し落ち着いて向かえそうです。

面接の日どりが決まったとたん、うれしさよりも不安のほうが大きくなる——という方は、めずらしくありません。

何を聞かれるか分からない場に、ひとりで向かうのですから、当然です。

先に、いちばん大事なことをお伝えします。障害者雇用の面接で聞かれることは、だいたい決まっています。だから、答えは前もって準備できます

今回のコラムでは、よく聞かれる5つの質問と答え方の型、NG例とOK例をまとめました。

聞かれることは、だいたい5つです

体調の波、通院、必要な配慮、空白期間、志望動機。よく聞かれる質問は、5つに集まります。

体調の波、通院、必要な配慮、空白期間、志望動機という、面接でよく聞かれる5つの質問と、会社が知りたいことを示した図

会社は、答えの上手さを試したいわけではありません。入社したあとに、おたがいが困らない働き方を知りたいだけです。

質問ごとの「会社が知りたいこと」と「答え方の型」を、表にまとめました。

よく聞かれる質問 会社が知りたいこと 答え方の型
体調に波はありますか 安定して通えるか 波のサイン+自分の対処
通院の頻度は 勤務との両立の形 頻度+希望する働き方
必要な配慮はありますか 職場で用意できるか お願い+理由+自分の工夫
空白期間は何を いまの生活の様子 過ごし方+いまのリズム
志望動機は 長く続けられるか できること+続けたい理由

面接は、隠す場でも、全部を打ち明ける場でもありません。話すのは、仕事にかかわる範囲で十分です。

答えの軸は「事実・工夫・お願い」の3点セット

5つのうち、どの質問が来ても、答えの組み立て方はひとつです。

困りごとの事実を短く伝える、自分の工夫を添える、お願いしたい配慮を1〜2つ伝える、という答え方の3点セットを示した図

1つめに、困りごとの事実を短く。2つめに、自分でしている工夫。3つめに、お願いしたい配慮を1〜2つ。

履歴書で作った「事実・工夫・お願い」の3点セットは、面接の答えにも同じ形で使えます

書いた内容と話す内容がそろっていると、聞く側も安心して質問を続けられます。

関連記事: 障害者雇用の履歴書の書き方|配慮事項は3点セットで(横浜市都筑区)

型に当てはめると、答えはどう変わるのか。NG例とOK例でくらべてみます。あくまで一般的な一例なので、ご自身の言葉に直して使えます。

体調の波を聞かれたとき——

NG例: 「波は、もうありません。大丈夫です」

OK例: 「疲れがたまると、集中が下がることがあります。睡眠の時間を記録して、早めに休むようにしてから、安定して通えています。月1回の通院に、ご配慮いただけると助かります」

NG例が損になるのは、うそに聞こえるからではありません。配慮の相談をしないまま入社する形になり、あとで自分が苦しくなるからです。

空白期間を聞かれたとき——

NG例: 「何もしていませんでした。すみません」

OK例: 「体調を整える期間にあてていました。いまは生活リズムが安定していて、就労に向けた訓練を続けています」

謝る必要はありません。休んだ期間は、働く準備の一部だからです。

志望動機を聞かれたとき——

NG例: 「障害者雇用の求人だったので、応募しました」

OK例: 「事務の仕事で、正確に進めることが自分に合っていると感じています。体調に合わせて働き方を相談できる環境なら、長く続けられると考えました」

志望動機は、熱意の強さではなく「できること+続けたい理由」の2つがそろっていれば十分です。

緊張がこわいときは、準備メモが味方になります

答えを暗記しようと、がんばらなくて大丈夫です。紙のメモに書いて、前の日にながめておくだけでも、落ち着き方が変わります。

5つの質問への答え、困りごとと自分の対処、お願いしたい配慮、最後に聞きたいことの4つを準備メモに書いておくことを示した図

メモに書くのは4つ。5つの質問への答え、困りごとと自分の対処、お願いしたい配慮、最後に聞きたいこと(1つで十分です)。

自分の特性と対処をまとめた「ナビゲーションブック」を作ってある方は、書いた中身が準備メモの材料になります。

関連記事: ナビゲーションブックとは|自分の取扱説明書の作り方(横浜市都筑区)

言葉に詰まりそうで心配な方は、「メモを見ながら話したい」というお願いを、面接の前に伝えておく形もあります。

面接をふくむ採用の場面でも、申し出があれば、会社が配慮を一緒に考える決まりがあります(合理的配慮・2016年4月から)

よくある質問

Q
頭が真っ白になったら、と思うと不安です。
A
言葉に詰まる時間があっても、マイナスと決まっているわけではありません。
「緊張しています。少し考えてもいいですか」と伝えて大丈夫ですし、準備メモを見ながら話す形も、先にお願いしておけます。
Q
障害のことは、どこまで話す必要がありますか?
A
仕事にかかわる範囲で十分です。全部を話す義務はなく、どこまで話すかはご自身で決められます。
伝え方の考え方はオープン就労とクローズ就労のちがい|自分に合う選び方(横浜市都筑区)にまとめています。
Q
「最後に質問はありますか」には、何を答えればいいですか?
A
入社のあと、配慮のことを誰に相談すればよいかを聞く形が自然です。
思いつかないときのために、1つだけメモに書いておくと、落ち着いて向かえます。
Q
面接の練習は、ひとりだと難しそうです。
A
ひとりで仕上げる必要はありません。就労移行支援では、答えの組み立てから模擬面接まで、くり返し一緒に練習できます。
練習の進め方も、見学のときに一緒に確かめられます。

いつでもご相談お待ちしています

面接は、うまく話す場ではなく、働き方をすり合わせる場です。
準備も練習も、ひとりで抱えなくて大丈夫です。

答えの組み立ては合っているのか、模擬面接はどんなふうに進むのか?

など、気になることは見学のときに一緒に確かめられます。ブルーライン・グリーンライン「センター南駅」すぐですので、気軽にお越しください。


※今回の内容は、2026年7月時点の制度にもとづいています。

参考: 厚生労働省「合理的配慮指針」(PDF)

この記事の監修者
サービス管理責任者 高木
高木
サービス管理責任者
福祉歴7年

福祉の現場で7年、働くことを目指す方の支援に携わってきました。ステップキャリアではサービス管理責任者として、お一人ずつの体調やペースをうかがいながら個別支援計画をつくり、次の一歩を一緒に決めていくことがやりがいです。神奈川県・横須賀出身です。

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