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就労移行ステップキャリアSTEP CAREER INC.
就活の基礎知識

適応障害から仕事に戻るとき|復帰までの進み方(横浜市都筑区)

こんにちは、ステップキャリアです。
横浜市の都筑区で就労移行の事業所を運営しています。

今回の記事では「適応障害からの仕事復帰の進み方」について解説しますね。

適応障害で仕事を離れています。そろそろ戻りたい気持ちはあるのに、何から考えればいいのか分からなくて…
戻る・変える・まだ決めない、の3つに分けて考えられますよ〜。「まだ決めない」も、ちゃんとした道のひとつです(^^)
決めないままでも、いいんですね。少し気持ちが軽くなりました。

適応障害で仕事を離れて、「そろそろ戻りたい」と思えてきたとき。

うれしい変化のはずなのに、考えはじめると「同じ会社でやっていけるかな」「転職したほうがいいのかな」と、頭の中が急ににぎやかになる——という声を、よく聞きます。

先に、いちばん大事なことをお伝えします。道は3つあります。同じ会社に戻る・新しい場所で働く・まだ決めない。「まだ決めない」も、立派な道のひとつです

今回のコラムでは、3つの道の進み方と、復帰の前に確かめておくと安心なことをまとめました。

道は3つあります

「仕事に戻る」と一口に言っても、向かう先はひとつではありません。まず、3つの道を並べてみますね。

同じ会社に戻る、新しい場所で働く、まだ決めない、という3つの道があることを示した図

1つめは、同じ会社に戻る道(復職)。休職中の方が、元の職場に戻る形です。

2つめは、新しい場所で働く道(転職)。適応障害は、環境のストレスがきっかけになるといわれています(参考: 厚生労働省「こころの耳」)。だから、環境を変えること自体が、立て直しの一歩になる場合があります。

3つめは、まだ決めない道。体調と生活を整えることを先にして、決めるのはあとにする形です。

決めない期間があっても、遅れではありません。体調と生活が整ってくると、道の選びやすさも変わってきます。

目指すところ 支えになる仕組み
同じ会社に戻る 元の職場で働く リワーク(復職支援)
新しい場所で働く 新しい職場で働く 就労移行支援
まだ決めない 体調と生活を整える 休職中の過ごし方の工夫など

どの道を選んでも、あとから変えられます。復職のつもりで進めて、途中で気持ちが変わる方も、めずらしくありません。

診断されて間もなく、休むかどうかから考えたい方には、別のコラムがあります。

関連記事: 適応障害と診断されたら|無理なく働きつづける方法(横浜市都筑区)

戻る道にも、変える道にも、支えがあります

ひとりきりで準備する必要は、ありません。同じ会社に戻るときの支えがリワーク(復職支援)、新しい場所で働くときの支えが就労移行支援です

同じ会社に戻る道の支えはリワーク、新しい場所で働く道の支えは就労移行支援と並べた図

リワークは、休職中の方が元の職場に戻ることを考えるときの仕組みです。病院・クリニックのプログラムや公的機関の支援があり、決まった時間に通う練習など、職場に戻ったあとを見すえた準備を重ねていきます。

就労移行支援は、会社を辞めた方や、辞めることを決めた方が、新しい職場で働く準備をゆっくり進めるための福祉サービスです。生活リズムづくりから、応募書類や面接の準備まで、支援を受けながら進められます。

費用は、前年の世帯所得に応じて負担の上限が決まる仕組みで、多くの方は自己負担0円です。通える期間は原則2年まで(審査により延長が認められる場合があります)。

「休職中だから、就労移行支援は使えない」と思われがちですが、休職中でも使えるケースがあります。使えるかどうかは、住んでいる市区町村が決める仕組みです。

2つの使い分けは、別のコラムでくわしくまとめています。

関連記事: うつ病から社会復帰へ|リワークと就労移行支援の使い分け(横浜市都筑区)

復帰の前に、確かめておくと安心なこと

復帰の時期を決めるのは、主治医との相談と、復職の場合は職場との相談です。ひとりで見きわめる必要はありません。

相談の場に持っていける、小さな材料を並べてみますね。

朝の起きる時間、外に出る日、話せる相手、お金の見通し、主治医への相談、という復帰前に確かめたいことのチェックリスト

朝の起きる時間がそろってきたか。日中、外に出る日が増えてきたか。毎日の様子は、主治医と話すときの大事な材料になります。

困ったときに話せる相手がいるかどうかも、確かめておきたいことのひとつです。主治医のほかに、家族や支援機関など、話せる先がひとつあると心強くなります。

お金の見通しが立つと、心も軽くなります。休職中の方は、傷病手当金をいつまでもらえるか(同じ病気では合わせて1年6か月まで)を確かめておくと、あせらずに考えられます。

チェックがぜんぶ埋まっていなくても、大丈夫。足りないところは、支援を受けながら一緒に整えていけます

休職中の毎日の過ごし方は、別のコラムでまとめています。

関連記事: 休職中の過ごし方|回復の段階に合わせてできること(横浜市都筑区)

よくある質問

Q
復帰の時期は、自分で決めるものですか?
A
おひとりで決めるものではありません。体調のことは主治医と、仕事のことは職場と相談しながら決めていく形が一般的です。
「まだ自信がない」という気持ちも、大事な相談の材料になりますよ。
Q
同じ会社に戻るのが、正直こわいです。
A
適応障害は、環境のストレスがきっかけになるといわれていますので、同じ環境に戻る不安が出てくるのは自然なことです。
戻る場合も、仕事の内容や量の調整を会社と相談できる場合があります。新しい場所で働く道を選ぶのも、まったく後ろ向きではありません。
Q
ブランクが長くて、働けるか不安です。
A
ブランクに不安がある方も、生活リズムづくりから少しずつ始められます。就労移行支援は、働く前の準備に時間を使える場所です。
通える期間は原則2年ありますので、あせらずに進められますよ。
Q
まだ何も決めていませんが、見学できますか?
A
もちろん大丈夫です。休職中の方も、会社を辞めた方も、決めていない段階からご相談いただけます。
迷ったままの気持ちを、迷ったまま話していただける場所です。

いつでもご相談お待ちしています

同じ会社に戻るか、新しい場所で働くか。
決めるのは、体調と相談しながらで間に合います。

復職と転職はどちらが合っているのか、準備はなにから始めるのか?

など、気になることは見学のときに一緒に確かめられます。ブルーライン・グリーンライン「センター南駅」すぐですので、気軽にお越しください。


※医療にかかわる判断は、主治医とご相談ください。今回の内容は、2026年7月時点の制度にもとづいています。

参考: 厚生労働省「こころの耳」

この記事の監修者
サービス管理責任者 高木
高木
サービス管理責任者
福祉歴7年

福祉の現場で7年、働くことを目指す方の支援に携わってきました。ステップキャリアではサービス管理責任者として、お一人ずつの体調やペースをうかがいながら個別支援計画をつくり、次の一歩を一緒に決めていくことがやりがいです。神奈川県・横須賀出身です。

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