障害者雇用の応募書類チェックリスト|提出前の確認(横浜市都筑区)

こんにちは、ステップキャリアです。
横浜市の都筑区で就労移行の事業所を運営しています。
今回の記事では「応募書類の提出前チェックリスト」について解説しますね。



履歴書と職務経歴書を、なんとか書き終えた。でも、出す前になにを見直せばいいのか分からず、封筒に入れる手が止まっている——という方に向けた記事です。
書き上げた書類を前にすると、「まちがいがあったらどうしよう」と、不安が次々に出てくるものです。
先に、いちばん大事なことをお伝えします。出す前に確かめるところは決まっていて、一覧を上から順に見ていけば足ります。
今回のコラムでは、応募書類の3点セット、出す前に確かめる5つの項目、配慮のお願いを面接の前に伝えられる決まり、3つの出し方をまとめました。
応募書類は、3点セットでそろえます
障害者雇用の応募で出す書類は、多くの場合、履歴書と職務経歴書、あわせて配慮のことを書いた部分の3つです。
履歴書は、学歴や職歴、資格のような自分の基本のことを、決まった形の欄に書く書類です。
職務経歴書は、どんな仕事をどんなふうにしてきたかを、A4の紙1〜2枚ほどにまとめる書類です。
配慮のことは、履歴書の「本人希望」の欄に書く形と、別の紙にまとめて添える形があります。どちらの形でも、「事実・工夫・お願い」の3点がそろっていれば十分です。
書き方は別のコラムにあり、今回は書き終えたあとの「確かめ方」に絞ってお伝えします。
関連記事: 障害者雇用の履歴書の書き方|配慮事項は3点セットで(横浜市都筑区)
関連記事: 障害者雇用の職務経歴書|ブランクがあるときの書き方(横浜市都筑区)
出す前に確かめる項目は、5つです
日付・写真・空白期間・配慮の分量・書き方の決まり、の順に見ていきます。
1つめは、日付です。書いた日ではなく、出す日を書きます。送るならポストに入れる日、持っていくなら当日です(ハローワークの「応募書類」の案内より)。
2つめは、写真です。おおむね6か月のあいだに撮ったもので、自分だけが正面から上半身で写り、背景がないものを使います。はがれても分かるように、裏に名前を書いてから、のりではります。
3つめは、空白期間です。働いていなかった時期を空欄のまま出すと、読む側は書かれていないあいだを気にします。理由をひとことと、いまの様子を添えてあれば大丈夫です。
4つめは、配慮の分量です。「事実・工夫・お願い」の3点がそろっているか、お願いは仕事にかかわるものを1〜2つに絞れているかを見ます。
5つめは、書き方の決まりです。年号は和暦か西暦のどちらかにそろえ、「〃」や「同上」を使わず、学校や会社は正式な名前で書きます。
| 項目 | 確かめること | つまずきやすい形 |
|---|---|---|
| 日付 | 出す日を書く(送るならポストに入れる日) | 書いた日のまま出す |
| 写真 | おおむね6か月以内・正面の上半身・裏に名前 | スナップ写真、セロハンテープで貼る |
| 空白期間 | 理由をひとこと+いまの様子 | 空欄のまま、理由を長く書きすぎる |
| 配慮の分量 | 事実・工夫・お願いの3点。お願いは1〜2つ | 困りごとを全部書く、「配慮はいりません」 |
| 書き方 | 年号をそろえる・正式な名前 | R6年・(株)・「〃」「同上」のような省略 |
書き終えたあとは読み返して、身近な人に見てもらうのもよい方法、と案内にはあります。就労移行支援に通っている方は、支援員が「身近な人」の役をします。
面接では、書いた中身にそって聞かれます。出す前に1部コピーをとっておくと、落ち着いて読み返せます。
志望動機だけは、会社ごとに書き直すところです。書き方は、志望動機のコラムでまとめています。
関連記事: 障害者雇用の志望動機|考え方と書き方の例(横浜市都筑区)
配慮のお願いは、面接の前に伝えておけます
厚生労働省の「合理的配慮指針」では、募集や採用のときの配慮は、本人からの申し出をもとに会社が考える仕組み、とされています。
流れは3つです。まず、本人が困っていることと、してほしいことを会社に伝えます。次に会社と話し合い、最後にどんな配慮をするかが決まります。
希望する配慮をはっきり言葉にできないときは、困っていることを伝えるだけで足りる、と指針に書かれています。会社の側が、できることを示して話し合う形です。
指針には、面接のときの配慮の例として、就労支援機関の職員などが面接にいっしょに入ること(精神障害・発達障害の欄)や、文字でのやりとりや試験の時間をのばすこと(発達障害の欄)が載っています。
準備に時間がかかる配慮もあるため、面接の日までにゆとりをもって伝えることが求められる、ともされています。書類を送るときが、ひとつの目安です。
書いたことは、面接でくわしく聞かれます。答え方の例は、面接のコラムにまとめています。
関連記事: 障害者雇用の面接で聞かれること|答え方の例つき(横浜市都筑区)
出し方は、郵送・持参・データの3つです
まず見るのは、求人票に書かれた出し方の決まりです。
送るときは、上から「送付状」「ハローワークの紹介状」「履歴書」「職務経歴書」の順に重ねます。折らずに大きめの封筒(角2型)に入れ、クリアファイルに入れるかクリップでとめておくと、受け取る側が扱いやすいとされています。
封筒の表の左側に「応募書類在中」と赤い字で書き、のりで封をして「〆」を書きます。切手が足りているかを確かめてから出します。
持っていくときも、折らずに封筒に入れる形は同じです。切手と封はいりません。行く前に、電話で時間を確かめておく形が案内されています。
データで送るときは、求人票やメールの決まりに合わせます。決まりがないときは、崩れないPDFにして、ファイル名に自分の名前を入れておくと分かりやすくなります。日付は送る日です。
ハローワークの求人に応募するときは、窓口で相談したうえで「紹介状」を受け取り、応募書類といっしょに出します。紹介状は、求職の申しこみをして相談したあと、会社に紹介するときに出されるものです。
都筑区に住んでいる方を受け持つのは、新横浜にあるハローワーク港北です(横浜市の案内・2026年9月時点)。紹介状を受け取ったら、書類はすぐに送る、とされています。
就労移行支援では、書類の最後の読み返しから、封筒に入れるところ、送ったあとの面接の練習まで、いっしょに進められます。ひとりで全部を抱えこまなくて大丈夫です。
配慮のことを別の紙にまとめるときは、ナビゲーションブックがもとになります。
関連記事: ナビゲーションブックとは|自分の取扱説明書の作り方(横浜市都筑区)
よくある質問
書いてから日がたったときは、手書きなら修正液や二重線で直さずに、書き直す形が案内されています。パソコンで作ったなら、日付を直して印刷し直せます。
自分だけが正面から上半身で写り、背景がなく、帽子をかぶっていない形が条件です。スナップ写真は使えません。
履歴書の欄に入りきらないときは、別の紙にまとめて添える形もあります。分量は、支援員といっしょに見直せます。
会社のホームページなどからじかに応募するときは、紹介状はいりません。どちらの形になるかは、求人ごとにちがいます。
まだ書いていない段階でも、材料の棚おろしから始められます。
いつでもご相談お待ちしています
書き終えた書類を、だれかに一度見てもらいたい。
出す前のひと手間を、ひとりで抱えなくて大丈夫です。
自分の配慮の書き方は長すぎないか、封筒に入れる順番は合っているか?
など、気になることは見学のときに一緒に確かめられます。ブルーライン・グリーンライン「センター南駅」すぐですので、気軽にお越しください。
※今回の内容は、2026年9月時点の制度にもとづいています。
参考: 厚生労働省「合理的配慮指針」(平成27年厚生労働省告示第117号)
参考: ハローワークインターネットサービス「応募書類」(履歴書・職務経歴書・送付状・封筒の作り方)
参考: 横浜市「障害のある方の仕事さがし(公共職業安定所 通称ハローワーク)」

福祉の現場で7年、働くことを目指す方の支援に携わってきました。ステップキャリアではサービス管理責任者として、お一人ずつの体調やペースをうかがいながら個別支援計画をつくり、次の一歩を一緒に決めていくことがやりがいです。神奈川県・横須賀出身です。
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