年内に動き出したいとき|10月からの3か月の進め方(横浜市都筑区)

こんにちは、ステップキャリアです。
横浜市の都筑区で就労移行の事業所を運営しています。
今回の記事では「年内に動き出したいとき」について解説しますね。



秋が深まって、カレンダーの残りが3か月になると、「年内には動き出したい」という気持ちが強くなる方は、少なくありません。
いっぽうで、「3か月で、どこまで進めるのか」が見えないまま、かえって足が止まってしまう——という方に向けた記事です。
先に、いちばん大事なことをお伝えします。動き出す道のりは、見学・申請・通所の3つの段階だけで、10月から始めて年内に通いはじめる形もあります。
今回のコラムでは、10月からの3か月の進め方の一例と、申請のしかた、面接会や求人の様子、年末までにゴールを決めなくてよいわけをまとめました。
10月・11月・12月の、進め方の一例です
年内に通いはじめたい場合を例に、3か月のめやすを置いてみますね。
| 月 | 進めること | めやす |
|---|---|---|
| 10月 | 見学・体験 | 見学はおよそ60分、体験の回数は相談して決められる |
| 11月 | 区役所で申請 | 申請の前に、区への相談が入る |
| 12月 | 受給者証が届いて、通いはじめる | 週に何日かは、話しながら決められる |
10月は、見学と体験の月です。見学はおよそ60分で、受給者証を取る前でも相談できます。
体験は、教室の空気やプログラムを、少しだけ試してみる時間です。「合うかどうか」を、通いはじめる前にたしかめられます。
どちらも、通うと決める前の段階で大丈夫です。
関連記事: 就労移行支援の見学とは|当日の流れと見るところ(横浜市都筑区)
11月は、申請の月です。都筑区にお住まいなら、窓口は都筑区役所(茅ケ崎中央32-1)2階の高齢・障害支援課です。
横浜市では、はじめての申請の前に、区の窓口などへ相談する流れになっています。いきなり書類だけを出す形ではありません。
申請のあとは、区の職員との面談と、サービスの使い方をまとめた計画案を出す流れです。区の決定を受けると、受給者証が届きます。
届くまでにかかる日数は決まっておらず、申請の中身や市区町村によってちがいます。
申請の日をいつにするかも、見学のあとで決めて大丈夫です。
関連記事: 横浜市で受給者証を取る流れ|就労移行支援の手続きと窓口(都筑区)
12月は、受給者証が届いたら契約をして、通いはじめます。週に何日通うかは、体調に合わせて、話しながら決められます。
見学から申請まで、手続きはひとりで進めるものではなく、相談した事業所と一緒にひとつずつ進められます。
12月に届かなかった場合は、1月に届いてから通いはじめる、という形になるだけです。年をまたいでも、申請の中身が変わるわけではありません。
申請のしかたは、窓口とオンラインの2つです
横浜市では、区役所の窓口に行く形のほかに、家からオンラインで申請する形も選べます。
窓口での申請は、平日の朝8時45分から夕方5時まで。申請書は窓口にあります。
オンラインでの申請は、2025年2月(令和7年2月)から始まった形で、マイナポータルの申請ページから進めます。はじめての申請にも使えます。
オンラインで進めるには、マイナンバーカードと、カードに決めた2つのパスワード(4けたの数字と、6〜16けたの英数字)が要ります。収入がわかる書類などをつける場合もあります。
はじめての申請にオンラインを使えるのは、障害者手帳をお持ちの方などです。手帳がなくても、自立支援医療の受給者証や医師の診断書がある方は使える場合があり、先に区役所へ相談してからになります。
外に出るのがつらい日がつづいていても、申請は家から進められます。
どちらの形で申請しても、あとの面談や決定までの流れは同じです。やり方は、見学のときに事業所と一緒に確かめられます。
区役所の窓口は、12月29日から1月3日まで休みです。年末年始の予定を置くときの、めやすのひとつになります。
面接会は、ハローワークごとにくり返し開かれています
「年内に動き出しても、求人が動くのは春だけでは」と心配になる方もいます。
神奈川県と神奈川労働局は、働きたい障害のある方に向けた「障害者就職面接会」を、各ハローワークで定期的に開いています(2026年5月時点の県の案内)。どの会場も完全予約制です。
就労移行支援に通いはじめたあと、面接会の予定や求人を、スタッフと一緒にながめていく、という形もあります。
会社の側でも、障害のある方を雇う割合の決まりが、2026年7月から2.7%になりました。決まりのかかる会社も、働く人37.5人以上のところまで広がっています。
関連記事: 9月は障害者雇用支援月間|企業が動く月にできる小さな準備(横浜市都筑区)
募集が春だけに決まっているわけではなく、年内に応募まで進まなくても、機会がなくなるわけではありません。
12月に通いはじめた場合、応募は年が明けてからでもかまいません。通いはじめのころは、生活リズムと訓練からで大丈夫です。
年末までに、確かめておくと安心なことです
準備といっても、机に向かうようなことはありません。年末までに、ひとつ確かめておけば十分です。
1つめは、事業所の年末年始の予定。通いはじめが12月になる場合、休みの長さではじめの週の通い方が変わります。
ステップキャリアの予定は、見学のときにお伝えできます。
2つめは、12月に通える日数。年末は用事がふえやすい時期なので、週の日数は少なめに見つもってかまいません。
3つめは、年内の通院日。「年内に就労移行支援を考えています」と主治医にひとこと話しておくと、申請で診断書や意見書が要るときの段取りがつけやすくなります。
4つめは、障害者手帳や診察券のありか。手帳がない方も、主治医の診断書などで申請できる場合があり、使えるかどうかを決めるのは市区町村です。
4つぜんぶできなくても、ひとつできれば十分です。ひとつずつで、かまいません。
年末までに、ゴールを決めなくて大丈夫です
「年内に動き出す」の中身は、人によってちがいます。
見学まで進んだ形、申請まで進んだ形、通いはじめるところまで進んだ形。年末の時点でどこにいても、動き出したことに変わりはありません。
就労移行支援には、入学の時期や申しこみの締切がありません。12月に見学したなら、1月に申請、2月から通いはじめる、と月をひとつずらすだけです。
体調の波で予定が動くのは、めずらしいことではありません。3か月のめやすは、動かしてよい予定です。
ずれた分は、あとから取り返さなくてかまいません。
夏から秋にかけての、さかのぼって予定を置く考え方は、別のコラムでまとめています。
関連記事: 秋から再スタートしたいとき|8月にできる準備(横浜市都筑区)
「就労移行支援でいいのか、ほかの仕組みが合うのか」から迷っている段階なら、専門のスタッフと一緒にたしかめる「就労選択支援」という仕組みもあります。
関連記事: 就労選択支援とは|2025年に始まった新しい仕組み(横浜市都筑区)
よくある質問
10月に見学だけして、申請は年が明けてから、という形もあります。
届くまでにかかる日数は市区町村によってちがい、待っている間も見学や体験は先に進められます。
ステップキャリアの休みの予定は、見学やお問い合わせのときにお伝えしています。
手帳のあるなしは、見学のときにありのまま話していただければ、申請の段取りを一緒に考えられます。
申請で診断書や意見書が要る場合の段取りは、事業所からお伝えできます。
いつでもご相談お待ちしています
「年内に動き出す」の中身は、見学ひとつでも十分です。
3か月の予定は、見学のときに一緒に置けます。
10月に見学して年内に通えるのか、申請には何が要るのか?
など、気になることは見学のときに一緒に確かめられます。ブルーライン・グリーンライン「センター南駅」すぐですので、気軽にお越しください。
※今回の内容は、2026年8月時点の制度にもとづいています。
参考: 横浜市「障害福祉サービスの利用手続きについて」/横浜市「オンライン申請について-障害福祉サービス-」
参考: 厚生労働省「障害者の法定雇用率引上げと支援策の強化について」

福祉の現場で7年、働くことを目指す方の支援に携わってきました。ステップキャリアではサービス管理責任者として、お一人ずつの体調やペースをうかがいながら個別支援計画をつくり、次の一歩を一緒に決めていくことがやりがいです。神奈川県・横須賀出身です。
見学・ご相談はこちら→