不採用が続いてつらいとき|受けとめ方と次の一歩(横浜市都筑区)

こんにちは、ステップキャリアです。
横浜市の都筑区で就労移行の事業所を運営しています。
今回の記事では「不採用が続いてつらいとき」について解説しますね。



応募しては、不採用の連絡が届く。何度かくり返すうちに、自分という人まるごとを否定された気持ちになってきた——という方に向けた記事です。
不採用の理由は、多くの会社で本人に知らされません。理由が分からないまま次の応募に向かうのは、誰にとっても重いものです。
先に、いちばん大事なことをお伝えします。不採用で決まったのは「今回の求人と条件に合うかどうか」だけで、あなたの価値や、働けるかどうかは決まっていません。
今回のコラムでは、不採用の受けとめ方と、原因を3つに分けて見る方法、次の一歩をまとめました。
不採用は、あなたまるごとへの評価ではありません
会社が見ているのは、「いま募集している仕事と条件」に合うかどうかです。合わないと見られただけで、人としての値打ちを決められたわけではありません。
会社の側の事情で決まることも、よくあります。募集がひとりだけだった、先に応募した人で決まった、社内の人で埋まった——どれも、応募した方の力とは関係のない理由です。
理由が知らされない仕組みなので、「自分の欠点のせい」と決めなくて大丈夫です。分からないものは、分からないままで置いておけます。
全国の様子を、国の数字で見てみます。厚生労働省のまとめでは、令和7年度にハローワークを通じて職を探す申しこみをした障害のある方は278,136件、就職は115,178件でした(令和8年6月公表)。
件数は「人の数」ではなく、1年の中で数えた申しこみと就職の数です。一度の応募で決まる方ばかりではなく、多くの方が応募を重ねながら仕事を決めていく様子が、数字にも表れています。
同じまとめでは、精神障害のある方の就職は66,580件で、前の年度より増えています。応募を続けている方が、全国にたくさんいます。
つらさは、いったん置いてかまいません
不採用の連絡を読んだ日に、落ちこむのは自然なことです。落ちこんだまま、すぐに次の求人を探さなくて大丈夫です。
連絡を受けとった当日は、応募のことをいったん閉じます。求人を見るのも、書類を直すのも、あしたからで間に合います。
数日あけるときは、「休むと決めた日」を先に作っておくと、休むのが予定になります。あける日数に決まりはなく、体調に合わせて長くとれます。
落ちこみが何週間も続いたり、眠れない日が重なったりするときは、通院中の方なら主治医に「応募がうまくいかず、つらい」とありのまま伝えられます。体調の話は主治医と、応募の話は支援員と、相手を分けて話せます。
不採用が重なると、「働くこと自体がこわい」という気持ちが顔を出すこともあります。こわさの正体を分けて考えるコラムがあります。
関連記事: 働くのが怖いと感じるとき|こわさの正体と最初の一歩(横浜市都筑区)
原因は、3つに分けて見ると軽くなります
「自分のせい」とひとまとめにすると、直しようがなくて重くなります。求人の条件、伝え方、準備の段階の3つに分けると、直すところが小さくなります。
| 分けかた | ずれのサイン | 次にやること |
|---|---|---|
| 求人の条件 | 勤務時間・日数・仕事の中身が、いまの体調と合っていなかった | 応募先の選び方を変える |
| 伝え方 | 配慮のお願いや、できることが、書類や面接で伝わっていなかった | 書類と面接の練習をする |
| 準備の段階 | 生活リズムや通える日数が、求人の条件にまだ届いていなかった | 訓練に戻る期間をつくる |
1つめは、求人の条件。週5日フルタイムの求人に、週3日から始めたい段階で応募していた、といったずれです。合わない求人に落ちたのは、力のせいではなく、組み合わせのずれです。
2つめは、伝え方。障害者雇用の応募では、配慮のお願いが「事実・工夫・お願い」の3点で伝わっているかどうかで、会社の受けとめが変わります。書き方と答え方は、別のコラムに例をまとめています。
関連記事: 障害者雇用の履歴書の書き方|配慮事項は3点セットで(横浜市都筑区)
関連記事: 障害者雇用の面接で聞かれること|答え方の例つき(横浜市都筑区)
3つめは、準備の段階。決まった時間に起きる日がまだ少ない、通える日数が求人の日数に届いていない、という状態で応募していたときのずれです。応募を止めて訓練に戻るのは、後もどりではなく、順番をならべ直すことです。
どこがずれたかを、ひとりで決めなくて大丈夫です。就労移行支援では、不採用のあとのふり返りも、支援員と一緒に進められます。
ふり返りは、自分を責める時間ではありません。3つのうちどこかに印をつけて、次に直す場所をひとつ決めるだけの、短い時間です。
次の一歩は、ひとつだけで十分です
ずれた場所が分かったら、次の一歩はひとつだけ選びます。応募の数を増やすより、直す場所をひとつ決めるほうが、次につながりやすくなります。
求人の条件がずれていたなら、応募先の選び方を変えます。勤務時間や日数を、いまの体調に合わせてしぼる形もあれば、職種を広げる形もあります。
伝え方がずれていたなら、書類と面接の練習をします。配慮のお願いを3点セットに整えたら、模擬面接で声に出してみると、本番で言葉が出やすくなります。
関連記事: 模擬面接とは|就労移行支援での練習の進み方(横浜市都筑区)
準備の段階だったなら、訓練に戻る期間をつくります。生活リズムと通う日数を先に整えてから、もう一度応募を始める形は、めずらしくありません。
応募先の選び方から、書類と面接の練習、応募を止めている間の過ごし方まで、就労移行支援の中で一緒に進められます。
不採用のあとに「働く前に職場を試す」道を選ぶ方もいます。職場実習のように、応募の前に仕事をためせる仕組みがあり、合う合わないを、働く場で確かめられます。
よくある質問
同じ場所のずれが2回続いたら、応募先の選び方から見直すめやすになります。
支援機関を通した応募では、支援員が会社に様子を聞ける場合があります。
もう一度始める時期も、体調を見ながら一緒に決められます。
伝え方がずれていた場合は、配慮のお願いを「事実・工夫・お願い」の形に整えると、会社が配慮の中身を考えやすくなります。
ご家族だけでのご相談も受け付けていますので、ご家族の心配を、私たちがじかにうかがう形もあります。
いつでもご相談お待ちしています
不採用のあとのふり返りは、ひとりでしなくて大丈夫です。
応募を止めている時期のお話も、うかがっています。
何回まで応募すればいいのか、いまは休んでいいのか?
など、気になることは見学のときに一緒に確かめられます。ブルーライン・グリーンライン「センター南駅」すぐですので、気軽にお越しください。
※今回の内容は、2026年8月時点の制度にもとづいています。
参考: 厚生労働省「こころの耳」

福祉の現場で7年、働くことを目指す方の支援に携わってきました。ステップキャリアではサービス管理責任者として、お一人ずつの体調やペースをうかがいながら個別支援計画をつくり、次の一歩を一緒に決めていくことがやりがいです。神奈川県・横須賀出身です。
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